今日は、部品待ちと、見積り返事待ちと、車検受付予約の変更で時間ができたので、社用車のゴルフ5ヴァリアントのケミカルチューンをしてみました。

17万キロも走っていて、当店で引き取る直前は、あまりメンテナンスされていなかったようでしたので、時間ができたら洗浄系のケミカルと

エンジンオイル経路のコーティング剤を試してみようと思っていました。

使用するのは、

①DJデポジットクリーナー(インジェクター&燃料系統洗浄。有効成分PEAがガソリンに混ざりきる限界まで配合してあるそうです。)

②LIQUIMOLYのモータークリーン(エンジンオイル経路の洗浄。ピストンリングまで洗浄という触れ込みです)

③カーボナイザーCN-101(スロットルバルブからインマニ、IN&EXバルブ、燃焼室などを洗浄)

④LIQUIMOLY セラテック(エンジンオイル経路を特殊なセラミック粒子でコーティングして摩擦抵抗を低減)

⑤エンジンオイルはA.S.H.のVFS 5W-30 C3とスタンダードなタイプにしました。

 

社用車のスペックは、2009年式ゴルフ5ヴァリアント

エンジンは、スーバーチャージャー&ターボのダブルチャージャー1.4ℓ 出力は160馬力!

なかなかのハイパワーエンジンです。

タイミングチェーンの伸びやウォータポンプ&スーパーチャージャクラッチなどトラブルが多めなので定期的な点検が欠かせません。

 

まずは、エンジン暖機を兼ねてガソリンを給油に行きました。

そこで、DJデポジットクリーナー(インジェクタークリーナー)を注入して給油。

帰ると丁度イイ感じに暖機できていました。

そこから、エンジンオイルにLIQUIMOLYのモータークリーンを混入させて、フラッシングさせながら同時にスロットルからカーボナイザーCN-101を噴霧吸入させました。

燃料系・吸気系・エンジンオイル系と三位一体の荒業洗浄で、「チョットやりすぎかな」と思いましたが、

カーボナイザーCN-101の噴霧が完了して、何も起きず洗浄作業終了

オイルフィルターエレメントを外し、エンジンオイルを時間をかけて抜いてから新しいオイルフィルターエレメントをつけて、セラテックを総容量の6%混ぜて注入しました。

セラテックは、茶色いコーヒー牛乳のような色でメカニックを不安にさせますが、天下のLIQUIMOLYの製品なので大丈夫でしょう。

セラテックの効果は5万㎞つづくそうです。

その後、エンジン学習値リセットと、スロットルバルブの基本調整をして工場での作業は完了。

あとは、100㎞ほど走行してカーボナイザーCN-101の遅効性成分の効果を発揮させ、セラテックのコーティングを完了させることが必要です。

早速試運転してみました。最初はなんだかギクシャクしましたが、すぐに安定してスムーズに吹き上がります。

ちょっと驚いたのは、アイドリングのとき、エンジンがかかっていないような感覚がして、思わずタコメーターをのぞき込みました。

現在の燃費の平均値は12㎞/ℓでした。リセットしてしばらく計ってみます。