久しぶりにダイハツのEF型のVVTトラブルの入庫です。
実は、保証延長になった(たしか9年もしくは10万キロのどちらか早いほうだったと思います。)いわくつきのトラブルですが、
平成14年式ですので、もう保証はとっくに切れています。
エンジンオイルを定期的に交換していない車両に特に多いトラブルです。
VVTとは、インテークバルブの開くタイミングをエンジン負荷に応じて適切に変化させるシステムです。
赤丸印のところにコントロールバルブがついています。
エンジンオイルの油圧を原動力にした、スライド式のコントロールバルブを電気信号で動かすことで
VVT作動装置の中のインテークバルブが早く開く部屋に油圧を導いたり、
遅く開く部屋に導いたりしてインテークバルブの動作を制御しています。
制御信号と実際に作動している状態をモニターしている信号比較グラフの画像です。
モニター信号(吸気カム実測変位角)(青)は、制御信号(吸気カム目標変位角)(緑)と似た動きをしなければならないところを モニター信号は完全にシカトしてます。
なめてます(# ゚Д゚)
残念ながらこれから先は分解しないと確認できないので今日から作業にかかります。